今は手術のことを書いている途中なのですが、明日からヘルプマークを付けて外出することになったので、今日はその話を少し書き残しておこうと思います。
【ヘルプマークについて】
ヘルプマークは、外見からは分かりにくい障害や病気、妊娠初期などで支援や配慮を必要としている人が、周囲に気づいてもらいやすくするためのマークです。
2012年に東京都で配布が始まり、今では全国に広がっています。
ヘルプマークは対象の幅が広く、障害者手帳や医師の診断がなくても、「支援が必要だな」と感じていれば使うことができます。
【いいところ】
・困った時に助けを求めやすい
・災害や緊急時に役立つ
・心理的な安心感がある
【むずかしいところ】
・プライバシーの問題
・誤解や偏見を受ける可能性
・「今」どんな支援(配慮)が必要なのかが周囲には伝わりにくい
(ヘルプマークだけでは、具体的に何を手伝えばいいのかまではわからない。)
【付けるべきか迷った理由】
ヘルプマークを付けるべきかどうか…実は、しばらく悩んでいました。
「ヘルプマーク=支援や配慮を必要としている人」というイメージがあって、今の私自身は"助けてほしいこと"が特にあるわけではないからです。
それと、席を譲ってほしいと思われたり(ネットでそういう声をたくさん見かけてしまって…)、「あんなに元気そうなのに?」と思われるのも怖くて、そう思うとどうしても尻込みしてしまいました。
【それでも付けることにした理由】
「助けを求めていない自分」は、今の自分と同じ状況なのか?と考えてみました。
そう思って改めて体の状態を振り返ってみると…
手術の影響で胸や肩回りに痛みがあり、左腕に関しては肩よりも上に腕を上げることができません。
さらに、人とぶつかってICDに衝撃が加わることも怖い。
いや、でも、だって…と迷いながらも、
実際に公共機関を使ってみて「やっぱり必要かもしれない」と思いました。
思っていた以上に人との距離も近く、つり革が持てず、ポールにも手が届かなくて、危うくバランスを崩しそうになりました。
(悲しいかな…身長が高いのでポールを掴んでいると、ジャマだと言わんばかりに睨まれました(笑))
その時、「助けてもらうため」ではなく「自分を守るため」に。
また、「何か事情があるんだな」と気が付いてもらうきっかけにするために。
私は、ヘルプマークを付けようと決めました。
きっと最初は気になってしまうと思うけれど、今の自分を守るためのひとつの工夫として、明日から付けてみようと思います。
そしてヘルプマークにだけ頼るのではなく、必要な時には「助けて」と言える自分でいたい。
誰かが困っている時には、「どうしましたか」と手を差し出せる人でもありたい。
そう思いました。
数か月後に身体が回復したら、カバンの外には出さず、お守りとしてヘルプカードと共に、そっと忍ばせようと思っています。